SF

派手な映像と共に描かれる種族を超えた友情や人間の傲慢さへの警告

寄生獣は同名の漫画作品を原作にした邦画です。二部構成の作品で、「寄生獣」が前編、「寄生獣 完結編」が後編に当たります。ストーリーは、平凡な高校生の泉新一が、ある夜、謎の寄生生物に襲われることから始まります。必死の抵抗の末、頭部を乗っ取られるのは何とか避けた新一ですが、右腕を乗っ取られてしまいます。その日から、新一と寄生生物ミギーとの奇妙な共同生活が始まります。この人間を食い尽くせという使命を持って生まれながらも新一の脳を乗っ取るのに失敗したミギーとそんなミギーに半ば脅迫されて共同生活する羽目になった新一は、きちんと頭部を乗っ取った寄生生物達との戦いを余儀なくされます。そんな戦いの中、最初は価値観の違いから、ぶつかり合ってばかりの二人が次第に友情をはぐくんでいきます。最初はヘタレだった新一は、寄生生物との戦いで母親を失い、次第に人間として成長していきます。また、ミギーも、最初の自己の生存を第一に考える動物的な思考から、新一のために自らを犠牲にするような行動を取るまでに感情を変化させていきます。寄生獣は残酷な捕食シーンや派手なアクションが見所の一つとなっている邦画ではありますが、その中にはこのように二人の友情や成長、感情の変化などを丁寧に描いた部分もあります。また、原作漫画のテーマでもある地球環境を破壊しながらも自らを省みることのない人類に対する警鐘もきちんと表現されています。全六十四話に渡る原作を映画二本分に凝縮したため、原作と違う設定も多々見られますが、アクションだけに留まらず、そのテーマや人間ドラマに焦点を当てている点など、評価できる邦画作品となっています。

邦画界期待の俳優、染谷将太さん

染谷将太さんは邦画界期待の、俳優として今多くの人達から注目を集めています。染谷将太さんは、東京都出身の1992年生まれの23歳です。彼は7歳の頃よ...  気になる詳細はこちら ⇒